ずっと同じ場所に住み続けることのない転勤族は、独り身や夫婦2人なら気軽に動けますが、子どもが生まれて家族が増えるといろいろと大変になってくることが多いと思います。
そこで今回は、転勤族の妻であるてんきんママが感じる転勤族のメリット・デメリットを独自の視点でまとめました!
(あくまでも個人的な感想がメインとなります)
この記事は
転勤族のメリット・デメリットが知りたい!
という人におすすめです♪
転勤族のメリット
いろいろな土地に住める
転勤族の一番のメリットはなんといってもいろいろな土地に住めることです。
我が家は夫婦とも実家が関東なのですが、夫の会社は宮城から鹿児島まであるので全国各地に転勤しています。
地方が違うと方言や文化が全然違ってきます。
中部にいた時は、病院で「えらかったら言ってくださいね」と言われポカン、関西では「それ投げといて」と言われてポカン、といった感じでわからないことも多くありました(笑)
気候も大きく変わるので、雪が1日中解けない場所や雪が降らない場所、風が年中強い場所などさまざまです。
もちろん住みやすい場所や人柄が合う場所もありますが、私はどこに住んでも新鮮で面白い体験でした。
もしかしたら、ずっと住まないとわかっていたのでこれらを楽しむことができたのかもしれません。(^^;)
子どもをいろいろな場所に連れて行ける
家族で旅行に行こうと思っても、子どもがいるとなかなか遠出はしにくいと思います。
しかし、全国に引越す転勤族は引越すことで各地の観光名所やさまざまな人気スポットが身近になる機会で遊びに行くことができます。
我が家は引越すとまず「るるぶ」などのその土地の観光雑誌を購入して「引越しが落ち着いたらどこに行こうか」と家族で話すのが楽しみでした。
断捨離ができる
転勤、引越しが決まると家にある荷物を一度全部確認することになりますが、そこで使っていないものを発見したら断捨離していました。
また、前回の引越しの時に「とりあえず持って行こう」とダンボールにまとめてはいたけど、そのまま次の引越しまで開けずに過ぎた荷物もありました。
例えば2年間隔での転勤なら、2年は全く使っていなかったということになり、これも断捨離の対象になります。
それほど高価でなければ「必要になったらまた買えばいい」と思い切って処分するのもポイントです!
我が家では思い出系以外で2年使わなかったアイテムや服は基本的に断捨離するようにしています。
実際におもちゃを断捨離した記事はこちらです♪↓
子どもの地図の勉強になる
転勤、引越しをした時に「どこから引っ越してきたの?」と聞かれることがとても多かったので、子どもが小さい頃から「〇〇から△△に引越すよ」と教えるようにしていました。
そのうちに子どもから「〇〇はどこにある?」「△△はどこ?」と聞かれる機会が増えたので、日本地図のパズルを購入することに。
すると、「自分が日本のどのあたりにいるか」を目で見て把握できて、楽しみながら地図の勉強をすることができました。
人間関係や物件で不満があっても我慢できる
これは私だけかもしれませんが、例えばママ友や近所付き合いが上手くいかなかったり、物件に不満があった場合、一般家庭だと何とか対処すると思います。
でも転勤族の場合、ずっと同じ場所に住み続けるわけではないので「引越すから今だけ我慢すればいっか」という思考回路になりがちなのです。
あくまでも個人の感想ですが転勤族あるあるかなと思ってます(笑)
デメリット
仕事を探しにくい
定期的に転勤があって引越し時期が予想できるなら問題ないのですが、我が家の場合は不定期で早いと5ヶ月で転勤ということもあったので、仕事を見つけても急に辞めなければいけないのがとてもストレスでした。
それもあり、ずっと専業主婦をしていたのですが、子どもが幼稚園に入ったタイミングで少し長く滞在できそうな兆しがありパートの仕事を始めることにしました。
でもそこでも結局1年半で転勤が決まってしまい辞める羽目に…
ただ、その時に働いていたパート先は全国展開しているお店だったので、次の転勤先の近くにも店舗があり、パートながら運よく異動という形で仕事を続けることができました。
その後、第二子妊娠によりパートは辞めてしまいましたが、全国展開しているお店は転勤族の妻にとってすごくいい勤務先だと感じました。
今は転勤が決まっているので細々と在宅ワークをしていますが、落ち着いたらまた外でパートをしたいなあと思っています。
困った時に頼れる人がいない
これは私が人見知り&引きこもりがちの性格というのが大きいかもしれませんが、ママ友や近所付き合いなど付き合いを重ねていっても「引越したら疎遠になるから」と無意識にうわべだけの付き合いになってしまいがちです。
困った時に頼れるほど仲良しの人ができないので、夫が出張で不在の時に子どもや自分自身が体調不良になったり、子どもたちのイベントがダブルブッキングすると頼れる人がいなくて大変でした。
もちろん、引越した後も連絡を取り合う人はいましたが、時間が経つごとに連絡頻度は減ってそのままフェードアウトになることが多かった気がします。
ただ、これは私の性格も多いに影響していると思います。
子どもが転校によって友達とのお別れがある
我が家の長男は幼稚園で3回、小学校で3回引越しています。
幼稚園の時はそれほど引越しや友達との別れに抵抗がなかったのですが、小学校に入学して学年が上がるごとに別れが辛くなっていく様子がみてとれました。
長男は基本的に人見知りしない性格なのですが、高学年での転校後の最初の2週間は「前の学校に戻りたい」と泣いていることも多かったです。
それでも徐々に友達ができて学校が楽しくなってきて、1ヶ月経つ頃には前の学校より今の学校の友達の方が多く連絡を取り合うようになってきて安心したのを覚えています。
転勤族の子どもについてはこちらでも詳しく紹介しています↓
知り合いがいない
幸い私はインドア派+1人で行動するのが好きなタイプだったので、知り合いがいない土地でもそれほどストレスは感じませんでした。
しかし、誰かと一緒に行動するのが好きな人やお喋りがストレス発散になる人は知り合いがいない土地で過ごすことに多くの不安を感じる場合があるかもしれません。
まとめ
子どもが成長してくると転勤族のデメリットは大きくなると個人的には思っています。
中学、高校ともなると簡単に転校できなくなりますし、子ども自身も引越したくない気持ちが強くなると思うので、子どもがある程度成長したら単身赴任という選択肢も視野に入れてみてもいいかもしれません。
ちなみに我が家は小さな頃から転勤のたびに「ここに残りたいか、パパと一緒にいたいか」を子どもに聞いてきました。
子どもにとっては酷な質問かもしれませんが、こうしてきちんと話し合うことで「自分の意志で引越す」という気持ちが持てればと思っていました。
転勤族は転勤しないと仕事が続けられないことも多いと思いますが、転勤によって家族が犠牲になるのも違うのではと思っています。
家族みんなが納得して転勤族を続けられるのが一番かなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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