転勤、引越しが決まって最初にすることが「物件探し」です。
一言で物件探しと言っても、単身、夫婦のみ家庭と子どもがいる家庭では物件選びは大きく変わってきますし、子どもの年齢によっても物件選びは変わってきます。
そこで今回は、子どもがいる家庭の物件選びのポイントを、子どもの年齢ごとに細かく紹介していきます。
この記事は

・子供がいるけどどんなことに気をつけて物件を選べばいいの?
・物件選びの時に重視するポイントを知りたい!
という人におすすめです♪
赤ちゃん~幼稚園児の場合

物件の階数とエレベーター付きかどうか
子どもが小さい時は、抱っこ紐やベビーカーで外出する機会が多いと思います。
ただ、赤ちゃんを抱っこして、おむつやミルクの入った荷物、ベビーカーを持った状態で2階3階の階段を上り下りするのはとても大変です。

私は子どもが生まれた時、3階建ての3階の部屋に住んでいたのですが、毎日赤ちゃんを抱っこしながら3階を上り下りするのは本当に大変でした。
ですので、子どもが小さい時期はエレベーター付きの物件や1階の物件などのように、階段を使わなくても出入りできる物件がおすすめです。
防音性
赤ちゃんは昼夜問わず泣くのが仕事ですが、親としては「近所迷惑になっていないかな」と心配する気持ちはあると思います。

子どもが赤ちゃんの頃は寝室が隣の部屋と隣接していたので、深夜に泣き始めると隣に迷惑にならないようにリビングへ移動していました。
また、子どもが成長して喋りはじめると、今度は大声を発したり、走り回ることも多くなってきます。
そのため、子どもの泣き声が気になる人はマンションを選んだり、アパートでも角部屋や収納を挟んである間取りの物件を選ぶのがおすすめです。
マンションはアパートに比べて防音性が高いので隣や下への音漏れや足音が気になりにくいのが利点です。
また、アパートでも角部屋にすることで隣室への気遣いのが半分で済みますし、隣の部屋と収納を挟んだ間取りだと通常の間取りより音が気になりにくいです。
そういった物件を選ぶことで、周りを気にしすぎず安心して過ごせると思います。
また、幼い子はどうしても足音が響きやすいですし、歩きはじめるといくら注意してもドタドタと走り回るようになります。

子どもはいつでも走り回る生き物なんです…
でもずっと神経を張って「うるさいから走らないで!」と注意するのも親の気が滅入ってしまうので、親子の精神衛生上的にも、防音性はとても大切です。
我が家は以前階下への防音対策にパズルマットを敷いていたのですが、すき間にゴミが落ちて掃除するのがとても大変でした。
なので、めくって掃除する必要のない大きめのフロアマットをリビングに2枚敷くことにしました。
買ったのはこれです↓
少しお高めですがすき間がないからゴミも落ちないし、厚みもあって滑らないし、寝転ぶこともできたので買って正解でした!
ちなみに2枚並べたすき間には、透明のテープを貼ってゴミが落ちないようにしていました。
小学生の場合

小学生のいる家庭の物件選びのポイントは
- 学校までの距離
- 公園までの距離
- 周辺の道路状況
です。
学校までの距離
小学生になると通学班や1人で通学することになるので、学校までの距離も物件選びの重要なポイントになってきます。
我が家は転勤での引越しを繰り返していたので、土地勘がない場所に引越すことがほとんどでした。
私も子どもも、初めての土地で道を覚えるのも大変だし知り合いもいないので、小学校は600m以内、中学校は800m以内の物件を選んでいました。
ただ、この時に注意が必要なのが一番近い学校=通える学校というわけではない場合があることです。
学区は住所で区分されているので、学区の変わり目に住んでいると最寄りの学校が学区内ではないケースも。
物件の学区を知りたい場合は「〇〇市 学区」と検索すれば住所ごとや学校ごとの学区をネットで知ることができるので、それを参考にしつつ物件選びをするといいでしょう。
もし、どうしても学区が分からなかった場合は役所に電話すれば学区を教えてくれるので、電話してみるのもおすすめです。
公園までの距離
小学生になると、友達と約束して子ども1人で出かける機会も増えてくると思います。
小学生の頃の遊ぶ場所と言えば、友達の家か公園がほとんどなので、公園が近くにある物件を選んでおくと、子どもを安心して遊びに行かせることができるでしょう。

我が家は長男が小学校入学のタイミングで引越したのですが、その時は公園の隣の物件にしたことで窓から子どもの様子を見ることができてとても便利でした。
周辺の道路状況
小学生は自転車で遊びに行くことも多いと思うので、交通量や、歩道や自転車専用道路の有無などの点も重要になってきます。
他に、公園や学校までの街灯の有無なども事前にチェックしておくと安心です。
中学生~の場合

中学生がいる家庭の物件選びのポイントは
- 学校までの距離
- 学校の評判
- 子ども部屋の有無
です。
中学入学と同時に引越す家庭はこちらもチェック♪↓
学校までの距離
中学校は小学校よりも学区が広い傾向にあり、遠いと2~3キロ離れてしまう場合もあります。
なので、小学校と同様に学校までの距離は物件選びの重要なポイントになってきます。
特に、部活動に入ると帰宅時間も遅くなるので「家から学校まで1キロ以内」など、できるだけ近い物件を探せるといいかもしれません。
学校の評判
通常、公立の中学校は住んでいる場所で決まるので学校を選ぶことはできません。
ですが、引越しで転校する場合、社宅の場所が決まっていなければ学校の評判を調べた上で住む場所を選ぶことができます。
中学校は部活動に力を入れている学校や勉強面に力を入れている学校、校則が厳しい学校などさまざまです。
帰宅部がOKだったり運動部のみの学校、ダンスや演劇など個性ある部活動がある学校などさまざまなので、学校の特色を調べて住む場所を選ぶのもいいかもしれません。
学校の評判は口コミサイトを参考にしたり、転勤先のお子さんがいる社員に聞いてみるのもいいかもしれません。

我が家は転勤先の社員さんの情報がすごく役立ちました!
口コミサイトについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ♪↓
子ども部屋の有無
子どもの数や性別、年齢差によって変わってきますが、小学生~中学生になると「自分の部屋が欲しい!」と言い出す子も多いと思います。
年が近い同性兄弟の場合、ある程度大きくなっても同じ部屋で問題はないかもしれませんが、異性の兄妹や年が離れた兄弟の場合、同じ部屋でいる限界の年齢があります。
ですので、それらを考慮した上で子供部屋がいくつ必要か想定した物件選びが大切になってきます。
例えば、中学生と小学生の男の子がいる家庭は、リビング、子ども部屋、両親の寝室の2LDKでも問題ないかもしれません。
一方、中学生の男女の子どもが2人いる家庭は、小さな部屋でもいいので個々の部屋が確保できる3LDKがいいケースもあります。

我が家は長男が小学校から中学校に上がるタイミングで引っ越したのですが、その時期から3LDKの物件を選ぶようになりました。
これは家庭によってかなり変わると思うので、子供がある程度大きくなったら、子どもの意見も聞きつつ物件選びの参考にするといいかもしれません。
おまけ:地方によって常識が違うので要注意!
我が家が神戸に転勤した時は玄関に靴箱がありませんでした。
今まで長年「賃貸物件は靴箱備え付けが当たり前」という認識でいた私にとって、靴箱がないのはとてもびっくりする出来事でした。
神戸に引越す前は、東京、埼玉、宮城、長野、愛知と転勤経験がありましたが、靴箱がない物件は1つもなかったからです。

神戸市内の小・中学校は昇降口と下駄箱、上履きがなく教室でも土足なのでそれが関係しているのかも…
そのため、神戸では靴箱を自分で用意したのですが、次の転勤先では必要ない可能性が高かったので、しっかりした靴箱は処分が大変だろうし買いたくありませんでした。
そこで色々調べた末に購入したのが、この組み立て式のシューズボックスでした。↓
私が購入した当時は価格は5,000円ほどで、4人家族の靴が収納できて(ブーツや長靴も入れられる)組み立て式なので処分する時もコンパクトに解体できました。
耐久性はあまり高くないのが難点ですが、購入して2年半で転勤が決まった時は、取っ手の金具がいくつか取れ始めていましたが問題なく使えていました。
なので、使用期間が2~3年くらいであれば十分使えると思います。
まとめ
子どもの年齢ごとに合わせた物件選びのポイントをまとめてみました。
ぜひ、子どもがいる家庭は参考にしてみてください♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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