ある日、突然夫から「転勤する」との話が…
え?転勤?引越し??
どうしよう!突然のことで頭が真っ白!!
引越しのために、何から行動すればいいのかわからない人は多いと思います。
今回はそんな人のために、転勤、引越しが決まってから引越すまでを時系列ごとにまとめて紹介していきます。
この記事は
・転勤が決まったけど、何をすればいいかわからない!
・引越す時にやるチェックリストが欲しい!
・時系列ごとにやることを知りたい!
という人におすすめです♪
転勤、引越しが決まってすぐ
今住んでいる家の退去報告
転勤、引越しが決まったら、引越す1か月前には引越すことを管理会社に伝えておきましょう。
契約によってはもっと前に伝えておく必要があるケースもあるので、引越しが決まった時点で管理会社に報告するのが確実です。
もし、その時点で引越し日が明確になっていなくても、退去することと大体の日にちだけでも伝えておくだけで問題ありません。
物件が決まったら、引越し日が決まったら…と後回しにせず、転勤、引越しが決まったらとにかくいち早く管理会社に退去の報告をしましょう。
幼稚園、学校に連絡(子どもがいる家庭の場合)
物件と引越し日が決まったら、通っている幼稚園や学校に連絡して転園、転校手続きに必要な書類を用意します。
ちなみに幼稚園に入園する場合、通常は入園料というものがかかりますが、幼稚園で「在園証明書」を貰って新しい幼稚園に提出すると入園料が免除になるケースがあるようです。
小・中学校は義務教育なので物件が決まれば自動的に学校も決定しますが、幼稚園は自分で見つける必要があります。
ですので、できれば物件が決まったらすぐに新居の幼稚園の情報を調べて、空き定員がないか問い合わせましょう。
我が家が10月に転勤が決まった時は幼稚園の空きがなくとても苦労しました…
個人で調べるのは限界があるので、役所に電話するのもおすすめです!
小・中学校の転校の手続きの流れを詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪↓
物件探し
物件探しは、あれもこれもと理想の条件をたくさん挙げるとなかなか見つからないので、優先順位を作るのがおすすめです。
例えば、
・物件タイプ(マンションかアパートか一軒家か)
・築年数
・価格
・部屋数、平米の広さ
・セキュリティ(カメラ付きインターホンやオートロックなど)
・利便性(駅、学校までの距離、近くにスーパーや病院があるかどうか)
・室内設備(追い炊き、浴室乾燥機能、システムキッチンなど)
などです。
ちなみに、子どもが生まれてから我が家の場合の優先順位は学校までの距離とネット環境でした。
慣れない土地で遠くの学校に行かせるのは不安だったことと、動画視聴やswitchでWi-Fiをフル活用していて、光ファイバー設備が必須だったからです。
でもここ数年は「ネット回線あり」や「ネット無料」という物件がとても多いので、物件選びの際にネット環境を気にすることはほとんどなくなりました。
こだわり条件が1つなくなったので物件選びがちょっと楽になった気がします。
物件が決まったら、いよいよ本格的に動き出します。
お子さんがいる家庭の物件選びについてはこちらもどうぞ♪↓
おすすめ物件検索サイトについてもまとめました♪↓
引越し業者に見積もり
会社が引越し業者の手配をしてくれる場合は必要ありませんが、個人で引越し業者を手配しなければいけない場合、どこに頼めば迷うと思います。
そんな時は『引越し業者の比較サイト』が便利です。
現在の住所と転居先の住所、引越し日や単身か家族かなどの情報を入力するだけで、各引越し業者の見積もりを比較することができます。
ちなみに引越し日は土日が高い傾向にあるので、なるべく費用を抑えたいのであれば、平日に指定するのがおすすめです。
また、年度変わりの引越しの場合は引越し業者が忙しい時期なので、希望の日時で引越しできないケースもあります。
物件が決まっていなくても大まかな引越し場所さえわかれば予約できたりするので、引越しが決まったらできるだけ早く見積もり、予約をしておきましょう。
引越し業者の比較サイトはいくつかありますが、その中でも
などがおすすめです。
対応業者数が一番多いのは引越し侍です!
引越し日決定後
電気、ガス、水道の停止手続き
具体的な引越し日が決まったら、今住んでいる家の電気、ガス、水道のライフラインの停止手続きをします。
今はどれもネットで手続きすることが可能なので、日にちが決まったら早めに手続きをしておきましょう。
電気と水道は停止手続きをすれば完了ですが、ガスは立ち会いが必要なので引越し日当日に合わせて立ち会い日時を予約しましょう。
「引越し前日は料理もしないし、前日にガスを停止してもいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、ガスはお風呂にも使うので、必ず当日まで使えるようにしておきましょう。
我が家のガスの立ち会いはいつも引越し業者が来る時間~2時間とギリギリにしていました。
新居の電気、ガスの開始手続き
今住んでいる家のライフラインの停止手続きが終わったら、次は新居のライフラインの開始手続きです。
新居では、水道は契約前からすでに使える状態になっていることがほとんどなので、事前に連絡の必要はありません。
引っ越し前には、電気とガスのみ開始手続きをしておきましょう。
水道の開始手続きは、新居のポストやドアノブにかかっているハガキを記入して送るかネットで手続きをすればOK!
ネットの移転手続き
光ファイバーなどのネット契約をしている場合は、新居と引越し日がきまったら移転手続きをしましょう。
NTTは長野県から東がNTT東日本エリアで岐阜県より西がNTT西日本エリアなので、東西をまたいで引越す場合、一度解約をして新たに契約する必要があります。
少し面倒に感じますが、ネットで移転手続きをするとオペレーターから工事日の連絡があり、東西をまたぐ手続きの流れも教えてくれるので心配ありません。
ちなみに新居に光回線がない場合は、新たに光回線を引く工事や管理会社の承認などが必要になってくるので、物件にどんなネット環境があるのかしっかり確認しておくことが大切です。
引越しの時にドコモ光の移転手続きをしようとしたらできなかった時の記事もどうぞ♪↓
引越し2週間前~
荷造り
見積もりのあと、引越し日が決まったら引っ越し業者からダンボールや梱包資材、ガムテープなどが届くので、荷造りの開始です。
荷造りはまず最初に
・インテリア
・本、写真
・おもちゃ
・季節外れの服
・備蓄や生活用品のストック
など、なくても困らないものから優先してどんどん詰めていきます。
その後は引越し日が近づくにつれて
・靴(履く靴を1足に絞る)
・食器(最低限使う食器だけ残しておく)
・調理器具
・服(2~3着以外)
など、範囲を広げていきましょう。
ちなみに、食器を入れる時のコツは、すき間にタオル類を詰め込むことです。
こうすることで食器が動いて割れるのを防いで、なおかつすき間を有効活用できます。
キッチンペーパーやディッシュペーパーなどの紙類のストックもおすすめです!
ちなみに途中で「あ!やっぱりこれも入れたかった!」と思うアイテムが出てくることもあります。(というか高確率で出てきます)
そんな時にダンボールを閉めずに仮止めできるのがダンボールクリップです。
このアイテムは、クリップをふたに挟み込むだけでダンボールのふたをテープで閉めなくても仮閉じできるものです。
ダンボールクリップはネットでも販売していますし、ダイソーなどの100円ショップにも売っています。
ダンボールのふたが開いたままだと重ねることもできず場所を取るので、あとで入れたいものがあるダンボールは、仮閉じした状態でどんどん進めてきましょう。
あと、ハンガーにかかっている服もダンボールに詰めるのですが、業者によってはハンガーにかけたまま運べるハンガーラックがある場合があります。
それがあれば当日にハンガーごと移動させればいいだけで梱包する手間がないので、引越し業者に事前に確認しておきましょう。
基本的には、自転車などの大きなもの以外は家にあるものすべてダンボールに詰めていくのですが、ここでダンボールには詰めずに残しておいてほしいものがあります。
それは
・引越し関係の書類や印鑑、マイナンバーカードや保険証、母子手帳
・退去する部屋や物置のカギ、自転車、車のカギ
・モップ(クイックルワイパー)などの掃除道具
・トイレットペーパー1個
です。
引越しの書類は退去の立ち会いの時に必要なケースもあるのと、印鑑やマイナンバーカードなどは引越してすぐ転入届を出しに行く時に必要なアイテムです。
ダンボールに入れてしまうと「あれ?早く役所に行きたいのにどこに入れたっけ?」とわからなくなる可能性もありますし、個人情報なので自分で持ち運んだ方が安心です。
また、モップ類は荷物をすべて出した後の簡単な掃除や、新居に荷物を運び入れる前の「ちょっと埃があるな」と気になる場所の掃除に大活躍します。
引越しトラックに積んでしまうと荷物を運ぶ前に使うことができないので、引越しトラックには載せずに自分で持って行くのがおすすめです。
トイレットペーパーは引越し当日や新居の荷入れ前に「トイレに行きたい!」となった時の必須アイテムです。
1個だけで構わないので、必ず持って行くようにしましょう。
引越し1週間前~
転出届を出す
転出届を出してから14日以内に新居のある役所で転入届をださないといけないので、転出届は大体引越し日1週間前あたりに出しておくといいでしょう。
子どもがいる場合は、転出届と同時に児童手当の停止手続きなどもするので、マイナンバーカードや保険証を忘れずに持って行くようにしましょう。
転出届を出しに行く時は
マイナンバーカードと保険証を忘れずに!
マイナンバーカードを持っているとオンラインで転出届が出せますが、子どもがいる家庭は児童手当の手続きがあるので、直接行った方が確実です。
引越し2~3日前
新居でバルサンを焚く
これは必ずしもやらなければならないことではありませんが、個人的には必須といえるくらいおすすめしたいです。
通常生活していてバルサンを焚こうと思っても、家具や家電、口に入る物をカバーで覆わないといけないのでかなり大変です。
でも、引越し前の何もない状態の部屋ならその手間が必要ないので、まさにバルサンを焚くベストなタイミングと言えます。
特に築年数の古い物件はバルサンを焚いておいて損はありません。
我が家は引越し前にバルサンを焚くのを忘れてしまい、引越して4日目にGに出会ってしまいました…
引越してきたばかりだったのにもう引越したいと思いました…
バルサンにも煙タイプと水タイプ、霧状のノンスモークタイプの3種類があるのですが、賃貸であれば、においが残りにくくて放置時間の短いノンスモークタイプがおすすめです。
ノンスモークタイプは基本的には火災報知器のカバーは必要ないようですが、ガス警報器にはカバーをかける必要があるようなので、詳しい使用方法は商品の取り扱い説明書をご覧ください。
引越し前日
冷蔵庫のコンセントを抜いておく
冷蔵庫は24時間前までに電源を切っておくのが理想なので、引越し前日には冷蔵庫の中身を空っぽにして、冷蔵庫のコンセントを抜いておきましょう。
生ものや冷凍品は使い切らないといけませんが、調味料はクーラーボックスなどに保冷剤を入れて持って行くことができます。
食器も2日前あたりにはすべて梱包しておくと楽なので、引越し日2~3日前は紙皿、紙コップ、割りばしを利用するのがおすすめです。
我が家では1週間前から買い物を控えめにして、2日前くらいからは外食やテイクアウト中心の食事でした。
洗濯機の水抜きをする
「洗濯機の水抜き」とは、洗濯機についている給水ホースと排水ホースの中の水を抜くことです。
これをしておかないと運ぶときにホースから水が出て他の荷物が濡れてしまう危険があります。
そのため、前日には洗濯機の蛇口を閉めてホースの中の水を出しておくようにしましょう。
また、荷出しの時間帯が午前中など朝早い場合、前日の夜の時点で当日使うアイテムとレースカーテン、布団以外は梱包しておくと引越し当日が楽になります。
お風呂もスーパー銭湯に行って済ませるとお風呂用品も梱包できますよ。それと、窓にシャッターがあればシャッターを閉めてレースカーテンもしまってしまいましょう!
引越し当日
荷出し
荷物を運ぶのは基本的に引越し業者の方がしてくれるので、クローゼットや押し入れ、ベランダや駐輪場、物置などに忘れ物がないか確認しましょう。
ちなみにこの時に注意してほしいのが「家や物置の鍵や車の鍵は必ず自分で持っておくこと!」です。
小物類に紛れてカギをしまってしまうと、退去手続きができないばかりか最悪カギの交換で何万円の請求があるケースも。
我が家は物置の鍵を誤ってダンボールに梱包してしまい、引越しトラックに積んだダンボールをかたっぱしから開けて探す羽目になりました…
自転車の鍵や物置の鍵、家の鍵、車の鍵は必ず持っておくようにしましょう!
ガスの立ち会い
住んでいた家と新居の両方でガスの立ち会いが必要になるので、荷出し、荷入れの時間帯に合わせて立ち合い予約をしておきましょう。
新居の近隣の家にあいさつする
引越してきたらできるだけ早く音が響きやすい両隣、上下の部屋にあいさつしておきましょう。
また、引越し当日はエレベーターを占領したり家の前にトラックを駐車したりと他の住民に迷惑をかける可能性があります。
ですので、引越しのあいさつは可能であれば荷入れ前に行くのがおすすめです。
その時に「引越しで迷惑をかける」ということと「子どもがいるのでうるさいと思いますが」と一言伝えておくことがポイントです。
また、引越しのあいさつの手土産は何にすればいいか迷う人もいると思います。
お菓子でもいいのですが好みが分かれると思うので、我が家ではラップ類やその自治体の指定ゴミ袋などの生活必需品を選んでいました。
ラップ、アルミホイル、ゴミ袋の3点セットが我が家のスタイルでした!
引越し後すぐ
転入届と児童手当の開始手続き(子どもがいる家庭の場合)
新居での荷入れが終わったら、できるだけ早く役所に転入届を出しに行きましょう。
お子さんがいる家庭は、その時に転校や児童手当の開始手続きも必要になります。
自治体によっては転入届を提出する市民課の窓口で児童手当や子どもの予防接種の手続きなどすべて対応してくれるところもあります。
ただ、転出届を出した後、自分で福祉課に行って手続きをする必要がある自治体もあるので、転入届を出す際に確認するようにしましょう。
マイナンバーカードの住所変更もあるので、家族分のマイナンバーカードを忘れずに!
児童手当の振込先の申し込みも必要になるので、世帯主の銀行のキャッシュカードや銀行印も忘れずに持って行くようにしましょう。
役所に転入届を出しに行く時はマイナンバーカード、保険証、世帯主のキャッシュカード、銀行印を持って児童手当の開始手続きを忘れずに!
この時に一緒に住民票の写しを取っておくと免許証の住所変更や各種手続きの際に便利です。
免許証の住所変更
免許証の住所変更は各警察署で手続きができます。
その時必要なものは
・免許証
・新居の住民票
の2点です。
ただ、ここで注意が必要な点があるのですが、それは「裏面の余白があるかどうか」です。
免許証の住所変更の場合、裏面に新住所をプリントしてもらうのですが、裏面の余白がない場合、新たに免許証を発行しないといけません。
その場合は警察署では住所変更できず免許センターのみの受付となるので、裏面の余白がない人は免許センターに住所変更に行きましょう。
この時、写真も新たに撮るので身だしなみをきちんとして行った方がいいです!
私はまさか再発行となると思わずほぼすっぴん、頭ボサボサで写真を撮りました…
水道の開始手続きをする
水道は、新居にあるハガキを記入して郵送すれば開始手続きと口座振替手続きができるので、忘れずにハガキを郵送するかネットで開始手続きをしましょう。
落ち着いたら
住所変更
引越しが終わって荷ほどきもひと段落したら各ジャンルの住所変更をしましょう。
例えば
・携帯電話
・銀行
・保険関係
・Amazonや楽天市場などのショッピングサイト
・その他よく利用するネットサービス(ウーバーイーツや出前館など)
などです。
他にもHuluやネットフリックス、LINEなどのスマホに入っているアプリを一通り確認して住所を登録しているところは変更しておきましょう。
ちなみにライフラインの引越し手続きは「引越れんらく帳」が便利です。
住所、名前、電話番号などを入力するだけでライフラインの停止、開始手続きの他にNHKやネット環境、新聞、クレジットカードなどの住所変更をまとめて一括で手続きができます。
我が家では引越しの度に利用している、とても便利なサイトです!
まとめ
転勤、引越しが決まったらなにをすればいいかをまとめてみました。
急に転勤、引越しが決まったら「どうしよう!」と不安になると思いますが、時系列ごとにチェックリストを作ることで「今何をしないといけないか」が明確になります。
皆様の不安が少しでも楽になるように、転勤、引越しが決まったらぜひ参考にしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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