こんにちは!てんきんママです!
引越しが決まってやらなければならないことと言えば「荷造り」です。
単身世帯ならともかく、家族が多いと物も多くなりどこから手を付けていいか分からない!という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、引越し回数10回の経験をもとに、荷造りの順番と段ボールの詰め方のコツをまとめました。
この記事は

荷造りってどこから取り掛かればいいの?
段ボールに詰める時は何に気を付ければいいのか知りたい!
という人におすすめです♪
詳しい引越しの流れもまとめています。↓
荷造りの順番

まず梱包するもの
引越し業者から段ボールや梱包資材、ガムテープが届いたら、まず「なくても困らないもの」を梱包していきます。
例えば
- インテリア
- 本
- 写真、アルバム、子どもの作品など思い出の品
- おもちゃ
- オフシーズンの服
- 備蓄や生活用品のストック
- クローゼットや収納棚に入っている今すぐは使わないもの(レジャーアイテムや遊び道具、趣味のものなど)
などです。
インテリアや本は生活を豊かにするものですが、ぶっちゃけなくても困らないですし、オフシーズンの服も備蓄品も今すぐ必要なものではありません。
こういったものを見つけてはどんどん梱包していきます。

私は1日の生活を脳内シミュレーションしてみて、絶対に使わないなと思うものはどんどん梱包していきました。
他にも「なくても困らないな」と思うものがあれば、どんどん段ボールに詰めていきます。
1週間前に梱包するもの
引越し日が近づいてきたら、次に「ないと困るけど量が減っても何とか回せるもの」を梱包していきます。
例えば
- 靴(履く靴を1足のみ残す)
- 食器、カトラリー類(最低限使う食器だけ残しておく)
- 大きな鍋やホットプレートなどしまっても何とかなる調理器具
- 服(2~3着を残す)
- タオル類(家族分残す)
などです。
引越し日プラス2日くらいを想定して、「これくらいあれば生活が回せる」と思うもののみを残し、それ以外を梱包します。
2日前~前日に梱包するもの
引越し直前になったら
「当日まで必要なもの」
「梱包できないもの」
「引っ越し先に直接持って行くもの」
以外は梱包します。
例えば
- トイレ用具
- お風呂用具
- 調理器具
- 残りの食器、カトラリー類
- 残りの衣類
- 調味料(常温保存できるもの)
- テレビの配線やLANケーブルなどのネット関係
- 学校関係のもの(子どもがいる場合)
などです。
冷蔵庫内の調味料は常温で持ち運ぶとダメになってしまうものが多いので、引越し日までに使い切るか処分するのがベストです。
ちなみに我が家は前日、当日まで自炊をするとギリギリまで梱包できないものができてしまうので、2日前から自炊はしません。

以前はギリギリまで自炊をしていたのですが、その後にやることが多すぎて(食器や調理器具の梱包、冷蔵庫内の食材の処分など)やめました。
引越し直前はやることが多いので、効率重視がおすすめです。
ただ、毎食外食をするわけではなく、食器は紙皿、割りばし、紙コップまたはペットボトルを利用して主に惣菜や、テイクアウトを活用していました。
当日梱包するもの
当日の朝に梱包するものは
- 寝具
- カーテン(荷出しが午前中なら外してシャッターを閉めておくのもあり)
- 身支度に必要なもの(ドライヤーやスキンケア用品、化粧品、歯ブラシなど)
です。
これ以外は前日までに梱包しておいて、すっきりさせておきましょう。
収納棚やクローゼットの確認も忘れずに!
もし引越しが早朝の場合は、前日のうちにカーテンを梱包してシャッターを閉めておくと楽です。
梱包しないもの

家にあるものすべて梱包しないといけないわけではなく、あえて梱包せず残すものもあります。
それは
- 大型家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)
- 掃除用具(クイックルワイパーやモップなど)
- トイレットペーパー(1~2個)
- マイナンバーカード・転出証明書
- 貴重品(通帳、印鑑など)
です。
大型家電
大型家電は自分では梱包できないので、前日までに配線を抜いたり水抜き、電源をオフにして、当日引越し業者にお願いしましょう。

テレビやDVDプレーヤーなど配線がいくつもある機器は、配線ケーブルを外した時に養生テープを巻き付けて「TVのACアダプタ」などメモをしておくと、新居での接続が楽ですよ。
掃除用具
クイックルワイパーやハンディモップなどは、荷物をすべて出した後の簡単な掃除や、新居の荷受け前の掃除に大活躍します。

新居は綺麗な状態だと思いますが、「ちょっと埃があるな…」と気になった時にさっと掃除できるので便利です。
こんな感じで伸縮性があるものだと、持ち運びも便利で車にも載せやすいですよ!↓
トイレットペーパー
トイレットペーパーは、引越し当日や新居の荷受け前でトイレに行きたくなった時に必ず必要です。
なので、部屋を出るギリギリまで1~2個置いておいて、退去時にそのまま新居に持って行きましょう。
マイナンバーカード・転出証明書
マイナンバーカードと転出証明書は役所で転入届をする際に必要になってきます。
例えば「荷受けまで時間があるから先に役所で手続きをしてしまおう」と思った場合。
マイナンバーカードと転出証明書も梱包していたら、引越し業者が来るまで待たなければなりません。
一方、「荷受け後に手続きするからいいや」と梱包して、どこにしまったかわからなくなるケースもあります。
なので、これらは梱包せず持ち運んだ方が安心です。
引越して、マイナンバーカードの電子証明書が使えなくなった時のこともまとめています。↓
貴重品(通帳、印鑑など)
通帳や印鑑などの貴重品も、防犯面から考えて持ち運びましょう。

以前の引越しの時、荷受けで身に覚えのない荷物があったことがありました。
引越し業者に聞くと「荷物を乗せ換えた時に紛れ込んだ」とのこと。
逆を考えると、自分の荷物もどこかに紛れ込む恐れもあるので、段ボールの数は数えておくことをおすすめします!
段ボールの詰め方のコツ

割れ物
食器やコップなど割れやすいものを詰める時は、すき間に緩衝材を詰め込むことで割れるのを防ぐことができます。
緩衝材は引越し業者からもらったものでもいいですし、タオル類やキッチンペーパー、ティッシュペーパーをすき間に詰め込むのもおすすめです。

自宅にあるタオル類をまんべんなく詰め込んで緩衝材代わりにすることで、ゴミを減らせますよ。
その上で、段ボールに「割れ物注意!」と書いて引越し業者のスタッフにも伝えれば完璧です!
漏れやすいもの
調味料は基本的には常温保存できるもののみ梱包して、それ以外は処分かクーラーボックスで自分で持ち運びます。
梱包の際は、万が一ふたが開いて漏れたことを考えてビニール袋に入れます。

以前、調味料をそのまま段ボールに立てて梱包したら漏れてしまい、段ボールから染み出してしまいました。
他にも、化粧品や洗剤、ポンプ式のシャンプーなども漏れやすいので、ビニール袋に入れて梱包しましょう。
ちなみに我が家の場合は、いつ転勤の辞令が来るかわからないので、ポンプ式のものを購入した時はストッパーを必ず取っておきます。
ただ、ストッパーがない場合は、洗濯ばさみや輪ゴムを挟み込んで代用することも可能です。
品物によって段ボールの大きさを使い分ける
多くの引越し業者では小、大の2種類の段ボールを貰えます。
入ればどちらでもいいというわけではなく、基本的には重いものは小さい段ボール、軽いものは大きい段ボールです。
例えば、本やアルバムなどは必ず小さい段ボールを使い、自分でも持ってみて持てない重さまで入れないようにしましょう。
引越し業者の方は力持ちなので持つことができると思いますが、自分たちが移動させるのが一苦労ですし、段ボールが耐えきれず底が抜ける場合も。
荷受けの際によほどしっかり指示をしない限り、後から荷物を移動させるのは必須なので、その時のことを考えて荷造りをします。

段ボールの下部分は、ガムテープを十字に貼っておくと重さに強い段ボールになります!
段ボールに必要な情報を書き込む
梱包した段ボールは、上と横の2カ所に
- 品物
- 誰のものか
- 新居での置く場所(リビング、キッチン、和室など)
を書いておきましょう。
上と横の2カ所に記入する理由は、積み上げてしまうと上や横が見えなくなるからです。
積み上げても横に並べても見えるようにどちらにも記入しておきましょう。
また、新居での置く場所を書いておかないと、荷受けの際にスタッフの方から怒涛の「これはどこに置けばいいですか?」攻撃が始まります。

これが始まると体がいくつあっても足りません…
ただ、「寝室」や「子供部屋」などと記入しても、スタッフの方はぱっと見て判断がつきません。
なので、「和室」や「リビング」など、わかりやすい表記にしておきましょう。
さらに、誰のものかを書いておくと、万が一置く予定の場所がいっぱいになった時に「これは私のだからこっちに置こう!」と判断しやすいです。

すぐ使うものは「すぐ使う」と大きく書いておくと、荷ほどきの時に便利ですよ。
どんどんふたを閉めていく
以前は
「この段ボールまだ入るからふたを閉めないでおこう」
と段ボールのふたを閉めずに梱包していました。
すると、中途半端な状態の段ボールが量産されてしまい、最終的にすごく大変な思いをすることに。
なので、最近の引越しではどんどん段ボールのふたを閉めるようにしています。
ただ「この段ボールにはあとで入れたいものがある」という時もあると思います。
そんな時は、段ボールのふたを仮止めできる「ダンボールクリップ」が便利です。↓
これは、クリップをふたに挟み込むだけで段ボールが仮閉じできるアイテムです。
まだ入れるものがあるからふたを開けておきたいけど、場所を取るから上に重ねたい時。
これがあれば、仮閉じした状態で段ボールを積み上げることができます。
まとめ

今回は、引越し時の荷造りの順番と段ボールの詰め方のコツをまとめました!
家族構成や引越す距離によって変わってくるとは思いますが、何から手を付けていいかわからない!という人の参考になればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!






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