こんにちは!てんきんママです!
貧血は多くの女性が抱える悩みの1つですが、私も20代の頃から貧血気味で、献血でも「ヘモグロビン濃度が低い」という理由で断られるほどでした。
その時は「そうなんだー」くらいにしか思っていなかったのですが、30代で妊娠、出産を経て貧血の数値がさらに低くなり、理由を探るために婦人科を受診。
すると、「子宮腺筋症」と診断されたのです。
そこで今回は、貧血から子宮腺筋症と診断されるまでと、病院から提示された治療法や最終的に私が選択した結論を詳しくまとめました。
この記事は

子宮腺筋症って何?
どんな治療法があるの?
子宮腺筋症になった人の話が聞きたい!
という人におすすめです♪
※この記事は特定の治療法を勧めるものではなく、あくまで私個人の体験記となります。
リファストレートアイロンプロを買った感想についてもまとめています。↓
子宮腺筋症と診断されるまで

妊娠中に貧血が発覚
初めて「貧血」と診断されたのは次男を妊娠した40歳の時です。
その時のヘモグロビンの数値は7g/dhで中度の貧血ということでした。
妊娠する前からよく息が切れたり立ちくらみがしていたので、その時から貧血気味だったのではと思います。

ただの体力不足だと思っていたので「運動しないとな」とは思っていましたが、貧血が改善してからは息切れ、立ちくらみがなくなりました。
体力不足じゃなかった!と少し嬉しかったです。
貧血との診断を受けてからは、妊娠中期から出産まで鉄剤を処方されることに。
出産1ヶ月後にはヘモグロビンの数値も正常値に戻ったのですが、産後1年くらい経ってから再度貧血が発覚。
今度は10g/dhと以前より数値は低くなかったので、そのまま放置してしまった結果、3年後の人間ドックで再び7g/dhまで落ちてしまい、婦人科受診を勧められました。
病名が判明
婦人科を受診して、詳しい血液検査と内診、エコー検査をしてもらったところ、「子宮腺筋症ではないか」と診断されました。
本来生理は子宮内膜だけがはがれ落ちるのですが、子宮腺筋症になると外側の子宮平滑筋まで内膜と似た組織になって、はがれ落ちてしまいます。
そのため、経血量が増えて貧血の症状が出ていたようです。
子宮腺筋症になる原因は不明ですが、40代の経産婦や、帝王切開や子宮筋腫など子宮に関する手術経験者に多くみられるという報告があるようです。
子宮腺筋症になると、子宮の筋肉部分も子宮内膜のようにはがれ落ちるため、月経痛や月経過多、不正出血などの症状が出ます。

私の場合は、子宮腺筋症により子宮平滑筋まではがれ落ちている結果、月経過多→貧血になっているとのことでした。
はがれ落ちなくていい部分まではがれ落ちて出血してたら、それは血液不足になりますよね。
ちなみに、婦人科で初めて「子宮腺筋症」という病気があることを知り、不安になって色々調べましたが、実体験などの情報はあまり得ることができませんでした。

なので、私のように子宮腺筋症になった人の実体験が知りたい!という人の役に立てたらと思い、今回の記事を書きました。
子宮腺筋症と診断されてから

勧められた治療法
子宮腺筋症は「エストロゲン」という女性ホルモンにより進展するので、痛み止めや止血剤で改善しない場合は、女性ホルモンを抑える薬物治療がおこなわれます。
私の場合は、婦人科の先生に女性ホルモンを抑える投薬治療かミレーナの2種類の治療を勧められました。

子宮内膜が薄くなるので、月経量も減って貧血も改善するというわけですね。
投薬とミレーナ両方のメリット、デメリットの説明を受けたのですが、投薬には不正出血のリスクがあること、ミレーナは5年単位で婦人科でのチェックが必要と言われました。
選択した治療法
先生としてはミレーナを勧めるとのことだったのですが、転勤族で5年以上同じ場所に住むことがほぼない私は、ミレーナを選択できませんでした。
(装着後は同じ婦人科で経過観察を受けた方が良いと言われたので)
なので、さらに先生と相談をして私の現状(40代後半で生理周期が短くなるなどすでに更年期の症状が出始めていること)から、鉄剤を飲みながら逃げ切ることを選択。
鉄剤の吸収を良くするためのビタミンと便秘予防の整腸剤をセットで処方してもらい、毎日服用しました。

一般的には閉経するとエストロゲンの分泌が減少して、子宮腺筋症の症状も軽減するそうなので、そこまで対症療法を続けると決めました。
現在の様子

鉄剤を飲み始めて3ヶ月ほどで貧血の数値が正常値になったのですが、フェリチン(貯蔵鉄)の数値がまだ低かったのでその後も鉄剤を続けました。
(最初はフェリチンの数値がほぼ0だった)
その後、1年半ほどでフェリチン(貯蔵鉄)の数値も上がってきたことから鉄剤を卒業しました。
今は婦人科の先生と相談して、生理前後など血が足りなそうな時に鉄剤を飲むようにしています。
現在(2025年6月)子宮腺筋症と診断を受けてから2年以上経つのですが、息切れや立ちくらみもなくなり、人間ドックで引っかかることもなくなりました。
まとめ

今回は、貧血から子宮腺筋症と診断されるまでと、選択した治療法を体験をもとにまとめました。
これを読んで、私と同じ境遇や似た境遇の人に少しでも役立ててもらえたらなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!






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